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2010年6月22日火曜日

名簿アプリ開発もクライマックス!?

今日は6月20日(日)の定期活動結果について報告しようと思います。
課題の一つであったcsv形式のファイルの取り込みができるようになりました。





 
csv形式のファイルはエクセルで簡単に作れます。保存する際の拡張子をcsvと選択すれば作れます。


 










← csv形式のファイルを開くとこんな感じ








ソースコードの一部です。名簿一つ分に対してのアプリならば、ほぼ完成です。変数の定義に中国語使ってます。Cooooooooooooool!







今新しく発生した課題としては、
1:複数の名簿に対応させる。
2:single view から multi viewに
があります。今後もたくさんの課題が新しく見つかりそうです...



ドイツ人数学者。


KMSAドイツ特派員(?)から、Bonn大学の数学科についてレポートします。

Bonn大学の数学科は右のような建物で建物はメインのものだけで東大の数学棟ぐらいあります。さらに3階建の別館も隣にあります。下のHPにBonn大学がらみの研究科について述べてあります。
http://www.mathematics.uni-bonn.de/
どうやら他にもたくさん研究科があるらしいのですが、大きすぎて僕にはとても把握しきれません。ただ、代数と幾何が強い大学らしいです。

ドイツでは博士号を持っているととても尊敬されると聞いています。英語で他人を紹介するときは敬称(Mr.とかMrs.とか)をつけるので、博士号を持っている人を紹介するときは必ず「Dr.名前」という風になります。日本では博士というとMadなイメージが強い気がしますが、ドイツではそんなことは全くなく、逆に誇り高い地位を表しているような印象を受けます。当然Prof.はもっとすごいです。

ドイツの博士課程の学生やPDを見ていても、日本と違って変人は見当たりません。聞いた話によると、ドイツでは大学も含めて全て学費が無料なため、選抜が厳しく、高校の途中で大学に進めるかどうかが決まり、成績の悪い人は職業学校に回されるそうです。つまり、大学に来ている時点でエリートであり、博士課程の学生ともなればすごく特別な人だそうです。だからか、ドイツの学生は皆人間性もよくできています。親切なのはもちろん、とても爽やかで、自分の悩みや疲れを他人に見せたりもしません。暗い話は絶対にしないです。逆に、愚痴をこぼしたりすると励ましてもらえるらしいです。もちろんProf.も爽やかな紳士です。

ドイツの博士に進む人は人間性が優れているので、会社にも優先的にとってもらえるそうです。この前一緒に食事した先生(非常勤?)は、会社に勤めているらしいのですが、社員は全員博士号を持っているらしいです。だから一人の先生に博士の学生がたくさんついています。先生は忙しいのであまり面倒を見てもらえている感じはないですけどね。

それに比べて日本では博士が全く尊敬されなくて残念です。どうして日本で数学者というと変人ってイメージが強いんでしょうかね?マスコミが面白がって変人ばかりを取り上げるのが問題なのかもしれませんが・・・。一部の日本人数学者には、変人ぶるのではなく、もっとProf.やDr.という称号に誇りを持って行動してもらいたいものですね。

ドイツからのレポートでした。

お疲れ様

ソフトボールお疲れ様。

とりあえず17-2で勝利。


さて数理棟が引っ越しらしい。


荷物はどうも各自運ぶような感じらしいです。
正式な通達はもう少し後のようですが、
どうしても運んでほしいものがあれば柴田先生と相談みたいです。

8月頭くらいの予定らしいです。

2010年6月21日月曜日

雑記


去る金曜日、N村君とS木君と三人になった21時頃、ふとDC1の話やら、受験勉強の話やら、内定先の話やら・・・となった。

そうして、慶應数理は特色がない!?早稲田に如(し)かない!という話になった、  というかそういう人が居た。

まあ、確かに、怪奇現象潰しの大槻教授みたいなのはいないし、プレイボーイにフェルマー予想解決に関して寄稿した足立教授みたいのも見当たらない。学生の活溌度も、比にならない程だし。(実際 ↓ のリンクのノリはウチでは到底みられない!)高田馬場の方が都会でいい、等々。

http://taiken-waseda.jp/gakumon/zemi_taniyama.html


セミナー室少ないなぁ。11棟は遠すぎだろ。パソコンしょぼいナァ。ネット使えるようにするのも一苦労。

学費の内訳不明だなぁ。ロッカーとぼろパソコンだけ?修士でも書庫の入室には制限きついし。四年以下は机もない。コーヒー・紅茶くらいcommodityとして支給されてもいいんぢゃないか。

ーーーーーこれは常日頃聞く学生一同の不満を書き並べたもの

嗚呼、数理科学科。。。慶應の中でも理工は微妙で、理工の中でも更に目立たず。
「数理科学」という言葉を最初に使った!?そんなのカンケーネェェ!

・・・youtube の keiouniversity channel の理工学研究室紹介に数理の研究室は一つもない・・・

2010年6月19日土曜日

高性能MacBookPro















去る5月19日に行ったプレゼンの結果、B内先生が高性能Macを予算で申請してくださったMacをお借りすることができました。しかも、優先度高めで申請してくださったみたいです!ありがとうございます!

これで益々このプロジェクトを1年で終わらせるわけにはいかなくなりました。できたアプリを引っさげて秋学期に情報系の授業に宣伝に行こうと画策してます。






どれくらい高性能かと言うと・・・CPUも高性能ですがメモリが8GBとは。
グラフィックボードももちろん凄いです!

しかも画面は17inch!!ソースコードの読み書きがし易すくなりました。








新しいMacを見て、購入しようか悩むS久間博士の図。TeXが使えるかが一番の懸案事項らしいです。










なお、今週の水曜日は環境設定の移行やネットワーク設定で時間を浪費してしまいました。明日の定期開発でなんとか完成させます!乞うご期待!
名簿アプリのCSV形式のファイル読み込みは”アプリ開発の巻伍”の追記にあるリンク先のサンプルコードを利用する予定です。

2010年6月14日月曜日

Riemann ZEta

今日でやっと、大体三章まで終わった。大分遅いペースで、個人的にはもっと急きたい所だ。


たまには数学のことも書こう。
扠、Riemannの素数公式の導き方を真似れば、2と3の冪から成る数列の分布に関して
[res=200]{ \[ f(s)=\frac 1{\left(1-\frac 1{2^s}\right)\left(1-\frac 1{3^s}\right)}=\sum_{m,n\geq 0} \frac1{(2^m3^n)^s} \]  }
とした時、x以下の2m3n型の数の個数をA(x)とおけば(6/17追記)
[res=200]{ \[ A(x)^\ast =\frac 1{2\pi i}\int_{c-i\infty}^{c+i\infty} \frac{f(s)}s x^s ds \]  }
となるが、s=0の留数を計算すれば、容易に
[res=200]{ \[ A(x)\sim\frac12\frac{\log 2x\log 3x}{\log2\log3} \]  }
が得られる。その主要項はGaussが発見していたし、この公式もRamanujanのHardyへの最初の手紙に現れている。

ところで、2の冪と3の冪にかんしては、(3/2)^nの一様分布や、Waring problemのg(n)(G(n)だったっけ?)の予想値等、いろんな面白い問題があると思われるが、上の解析的公式の詳しい解析からは有用なことは導かれないのだろうか。或は従来でも上のようなDirichlet級数が用いられていたのだろうか??被積分函数はζよりは簡単そうにみえるが、Bernoulli数の母函数みたいなのが現れているからそう単純でもないのかな。。

以上のことは中途半端ながら、
のRiemann zeta.pdfのappendix Bに纏めてあります。Fibonacci zetaに関しても、Shimomura-Shiokawa-Elsnerの論文と関連して少し書く予定です。

リーマンのζ函数勉強会


ところで、Windows live の Sky Drive のupload方式がやっとdrag&dropになったようだ;

2010年6月12日土曜日

アプリ開発の巻伍

水曜と週末の一日は、定時として開発しています。

開発開始の二時頃、 チリリ~ン(風鈴)

action内のローカルな変数でなく、プログラム全体のglobalな変数の定義の仕方がわかり、俄然士気があがる。そうして四時間後
お!できた!

しかし、そのプログラムのデータ保存の内実は・・・
こまったら全部かけばいいんぢゃね!」
「高々百や二百おれの敵ぢゃねぇぇ!」 伝T田説


(6/13追記)
もう少し詳しいことは

2010年6月10日木曜日

初試合


最初にして最後の試合とならないよう、ガンバロウ。。


相手は、物情かどっかの本多敏研究室らしい。

さあぁて、グローブ九つ集めるかぁ。。

2010年6月4日金曜日

アプリ開発は火の車

予定では名簿管理アプリもそろそろ完成に近づいている頃合になってしまいましたが、まだまだ完成にはほど遠い状況です。現在残っている課題は・・・
1.Excelによる名簿ファイルからデータを抽出して読み込む機能
2.指名回数や成績などの情報の保存
3.使いやすさや見た目を精錬
etc...
今のところ、データも読み込めませんしアプリを終了すると起動時の情報が消えてしまうような簡易的なものしかできていません。これらを解決すべく、坂内先生からお借りした本にあるプログラムのサンプルコードで勉強なう!

次回につづく。。。