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2010年5月30日日曜日

ビアパーティは流れました

数理科学科の建物が36棟から創想館に移転することを受けて、数年前まで数理棟で開催されていた夏のビアパーティを復活しようという動きがあったことは皆さんご存知かと思います。

残念なお知らせなのですが、その実現はほぼ不可能に近いです。実は数理棟での飲食のためには教員が主催者にならなければいけないという規則があります。そして、数理のボスであるM先生が強い反対意見をお持ちのため、先生方を巻き込んでの飲み会は開けない。従ってビアパーティの復活は見込めないという、悲しい事実が"証明"されてしまうわけです。

なお、「M先生の気持ちを変えさせるわけにはいかないのか」、「じゃあT山研はどうなるんだ」という声が聞こえてきそうですが、前者に関してはぼくよりS間さんの方がその決心の固さについてよ~くご存知ですので聞いてみてください。M先生に怒られた直後のS間さんと話しましたが、何だかものすごく意気消沈していました。また後者に関しては、すみませんがぼくにはよくわかりません。特例なのかもしれませんが、今度T山先生に直接聞いてみますのでご容赦ください。

ただ、良いニュースもあります。M田先生を中心に「さよなら数理棟パーティー」というのが企画されているらしく、ぼくらの企画と同じ理由でそれも数理棟では行われない可能性が高いですが、なにかしら大規模な飲み会はありそうです。M田先生の笑顔に期待しましょう!!

というわけで、招待されてからの初投稿でした。
しっかりと名前を伏せますが、NobuはO鳥羽のハンドルネームですので以後お見知りおきください。

2010年5月29日土曜日

ICM-緊急告知

修士二年生で2人ICMを覗こうという人(I上君とT田君)がいて、もっと広く大軍団でいけたらなと考えています。(勿論自腹なんですが・・・)


所で、参加するには、公式サイト
にて登録が必要で更に、登録完了の最終段階ではお金を払わなければなりません。(会議後公式ProceedingsのDVDが送られてくるそうです。)この登録料は期日により三種あり、早いほど安いのですが;

Registration Payment rates (All rates in Indian Rupees – INR):
登録日学生料金(ルピー)
Jan 1st to May 31Rs. 8,000
May 31 to July 15Rs. 9,000
Jul 15 to Aug 10th、 On site, Aug 18th to Aug 27th, 2010Rs. 11,000

いつのまにかEarly Bird Discountが延長されていて、上記の通り5/31迄になっていました。これだと8000ルピー(大体一万五六千円程度)で済みます。みなさんお早めに!


何か登録でお困りでしたら、お気軽に keio_math*at*hotmail.com 迄。お手伝い致しませう!

佐野セミナー


佐野氏主催のセミナーを見学してきました。
三方が床から天井までの白板に囲まれた部屋で、壁に孜々と数学を刻んでいく姿は「圧巻」です。カッコいい!26日時点で第一章の最後のセクション1.5 Finite Etale Algebraをやっていました。

場所時間の詳細はhttp://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/51.html

発表も丁寧に準備されていて、証明もきちんと検証し、その定理や定義の意味についても三人で詳しく時間をかけて討論する姿など、非常に良い雰囲気で、「学問!」という時間でした。

興味有る方の為に目次だけ載せときます。
  1. Galois Theory of Fields
  2. Fundamental Groups in Topology
  3. Riemann Surfaces
  4. Fundamental Groups of Algebraic Curves
  5. Fundamental Groups of Schemes
  6. Tannakian Fundamental Groups
より詳しい目次は
http://www.math-inst.hu/~szamuely/fgtoc.pdf



然し、このガロア群と基本群の類似などのAdvanced Topics(ぢゃないのかな?)も既に坂内先生の授業で触れられたことが有ると聴いた(多分)。本の数年でかくも講義の質(というか啓発性)にdivideが有らうとは焉!

アプリ開発の巻参

27日木曜日、坂内先生が二冊の開発の入門書・解説書を貸して下さいました;

こちらはその前日、T田君と名簿アプリの心臓部!となるべき、名簿ランダム抽出のアルゴリズムを考えていた所;

今週の活動の報告は明日
http://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/95.html
にupdateします・

2010年5月25日火曜日

プレゼンの巻

扠々(さてさて)、詳しくお伝えしていなかったアプリ開発。S木君と談じたり、M浦さんやN村君、K島君等々とアイディアを交換してはおった。とはいえ、それはのんべんだらりとしたものだったのだが、先々週の木曜日午前霹靂のごと、Macを貸していただいている坂内先生から連絡がはいった!

それは、最初は単に、ちゃんと開発 する / してん なら新しくパソコンを買って貸してやってもよいぞ、、というゆるそうな話だったんだが(僕は直接連絡を受けていないので正確にはしらない)

所が翌日翌々日僕或はT田君が別々に先生に接触すると、やっぱりそんな甘いものではなく、可なりきちんとした計画性と目的意識等々を要求していらっしゃるようで、プレゼンをせよということになった。

ご存知か否か、数理科は36棟より晴れて(?)転出することとなり、創想館の一樓を新たな巣穴と定めて蟠居することに相成った。。
この所為(せい)で、いつもなら安々と(?)出る予算も出ずらく、ということもある!?らしい。

「僕を納得させてほしい!」
「学振の書類みたいに、現状目標、展望云々云々」


やばい!今までは正直のんびりやっていた!修士論文との兼ね合いといった現実的な問題を考慮していなかった!
そんな急展開で金曜夜に映画を見る約束も延期し、急遽作戦会議やプレゼン製作を始めた。。


当初は明日にでも!という逼迫した案件だったのだが、のびにのびて翌週の水曜成った。午後2:45、36-120でプレゼン。開口一番
「ベンチャー企業立ち上げの為に、銀行の投資課の人にプレゼンするような心構えで」(正確ではないが)と。

ま、だめもとだし、ちょっと寝不足で呆けていたのでそれほどプレッシャーとは受け止めず。思いっきりアイディアをぶつけてみた。

くだけてものをおもふころかな、と思いつつ。意外に好印象であったようだ。ま、先生としてもこう意気のある人の出現を望んでいたようで、プレゼンがショボくとも多少斟酌してくれたのだろう。
三四十分程質疑応答しつつ、和やかに終了し、最後には無理を言ってもう一台Macを借りて、再び開発の情熱に火を点けたのであった         (た??)

やっぱり、若者が何かやる時には気持ちよく後押ししてくれるのがよい。Weilもそうしたのではなかったっけ?確かSiegelに学位のテーマを与えられた時、彼は無理と思っていたそうだが、それでも表はWeilを励まし、結局Weilは本当にそれを解いてしまったのである!


ーーーーとこういうわけで、これからはキチンと此処に開発の過程を報告していきたいと思う。

ちなみに当日のプレゼンファイルは
http://cid-f34c5072b64b3b36.skydrive.live.com/browse.aspx/.Public/X-appli?uc=1
にuploadしています。ご覧あれ!
↓に計画の概要
http://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/95.html

・・・到々我々は退くことのできない処まで来て了った!!

ゼータ函数勉強会

出席者は常の三人で発表者はI上君とS木さん

テキストの二章が終わり、三章の内容を少し違った方法で取り扱った。
Poissonの和公式の証明と、ζ函数の函数等式のtheta函数を用いた証明。N村から聴けばDedekindζとかの一般化のやつでも通用するアイディアだとか。。Davenportのmultiplicative number theory(5/26追記;TitchmarshのThe theory of the Riemann zeta functionの誤りでした。R一さん謝謝)には七個くらい証明がのってるらしい。

又、Chebyshevのθやψの由来や、初等的評価などを時間をかけてやった。Korevaar-Newmanの方法にそったPNTの証明を与える予定だが、最後までいかず、ある積分の収斂を認めれば、PNT(ψ(x)~x)が従うことまでを証明して終わり。正味三時間程。

詳しくはkeio_math@wikiのページを。



所で、又も先輩からはいいアドバイスを頂いた
僕が、前置きに大分時間を取られてしまっていよいよPNTの証明に取り掛かろうかという時である。僕は当然長い証明を要する、ある解析な事実の証明の方に重点を置いていたのだが、先輩は

「先にそれからPNTが出ることを示してくれ、「そっちの方の証明は僕はあまり惹かれない「そっからPNTが出ることの方が珍しい議論っぽいから聞かせてくれ
とこういったことをいわれたのである。そのココロは?
「こういう大定理は知って、使い方にきづくことの方が大事だ。「大定理は知ってないとどうしようもない「こういう大定理を幾つか知っといて、それらを組み合わせて”小さな計算”で論文を書くのがベストだ。

というわけなのである。聞き間違いの可能性もあり、飽くまで僕の個人的な解釈もまぢっていることであろうから悪しからず。。。

2010年5月19日水曜日

ソフトボール大会にむけて~

告示

ソフトボール大会、敗者復活戦申込みました。
 (ちなみに出場料3000円僕が立て替えてます。M2で分担しましょうよっ、ね!??)
数理科の皆さん、学年を問わず是非力をかして下さい!


ちなみに、上記の通り、5/17は練習しましたよ。
ま、というかそれはいつものキャッチボールですね。二人だけだったけど・・・


僕はバッティングができるようになりましたー

そして今日の練習では、M原君の指導で、T田君が又上達したらしい。さすが甲子園球児(?)、野球部!!

ソフトボール大会公式ページによれば
http://www.yasuoka.mech.keio.ac.jp/softball/index.html
僕達が申し込んだ、敗者復活戦のトーナメント発表は5/28(金)みたいです。

乞うご期待!

2010年5月12日水曜日

「びあぱーちー@数理」計画

ますらいだー@数理の癌細胞です。

現在ビアパーティの復活をM1,2の有志で企画しております。

7月7日あたりを目標に諸先生の力も借りつつ、

計画中です。

興味関心または意見のおありの方はぜひ

nori01mar@じーめーるまでご連絡ください。

さくま。

2010年5月8日土曜日

アプリ開発の巻弐



(前回のつづき)


36棟廊下を歩きながら


 と、ここでT田君が不図思いついた!
「そうだ、ITCのKAsperskyあるぢゃん!」
「え、でももうダウンロードして使ってるでしょ?」
「ライセンスキー同じだし、インストールできんぢゃん?」
「でも、更新する時のIPアドレスとかで同時には使えないんぢゃん?」
「あ、そっか」
・・・(院生室にもどる)
「N村君、KAspe使ってないっしょ。ちょっとDLさせて」
「あ、いいよ」
・・・中略
「おっっ、すげ~ライセンスはマックとWindowsで一個づつだって!」
「おっしゃ、やったぢゃん」
と、大体こんな遣り取りがあって、無事Anti-virus soft問題もクリア。


 よっしゃ!ネット管理者へ乗り込む。すいすいすい~と話は進み、五分後にログインしてみてくれっとなり無事ネット開通。


 で、開発が始まった。


    ―――――――――――――――――――というわけではなく、その後、先輩及びシンパのN村君を伴い都内某所で企画会議。
 皆で日吉に帰り着いたのが十一時くらい??



 
 それから、36-XXXにてBack to the futureを上映しつつ、
  同時にXcode?か何かのinstallが成功し、いつのまにやら上映室を抜け出し、院生室にて開発開始。
  まづは、"Getting started with Xcode"のTutorialにて練習


 その労苦は忘れたが、大体午前二時頃 
おなじみの"Hello World"を作成し狂喜する二人;「ぃえぉ~~い、ぅをぉ~、よっっしゃぁぁ~、ぅをぉ~~ゐい!」等々



ちなみに、今日はあれから一週間経つけど、全然進んでません・・・・・・・・・・・・・・・・・


2010年5月5日水曜日

アプリ開発の巻壱

数学の学習を支援する画期的アプリ或はプログラムを開発すべく、118室で竊(ひそか)に組織されたiphone app開発班が遂に水曜に始動した。発起人はT田君とI上君と二人だ(協力者は求めたいんだが、いかんせんMAcがないからなぁ。。)
 その七転八倒振りを紹介しよう。
 まづ、アプリ開発ってMacでしかできないぢゃん!ということが分り、購入を詮議。あ、そういえば坂内先生が授業で使用してるものを貸してくれるかも、と頼むと。何とか一台拝借できた。但し、一つ先生の為にアプリを開発することが条件。全く初心者であることはなるべく伏せつつ、之を承り、いよいよ船出。
 ところが、ネットの接続ができない!暫くあれこれいぢっていたのだが、やっぱりだめで、坂内先生の所に伺うと既にして帰宅。


 柴田研のネット管理者に伺うも、此方の知識不足もあって、素気無く幇助を断られてしまう。ネットに繋がらないと開発キットがダウンロードできないので、何も始まらないのだ。。
 というわけで、手も足もでないままMAc Book Proを休日寝かせておいて、いよいよ金曜に再び管理者に乗り込むも、今度はネットワーク使用申請書を出せということで、提出。すると、えぇいVirus 対策ソフトをinstallせいっ、となり、へいへいと。あれマックって対策ソフトなくて大丈夫ぢゃないのって、ネットにあったから思ってたんだが、ダメらしい。
坂内先生に伺うと、購入していたNortonのライセンスは5つだけで、僕らのPCは六台目。。。悪(ああ)


ま、キャンパスの外のところではkeio.jpでログインできるみたいだし、一先づそっち試そう。っと学生ラウンジに行くと、不通。
 図書館に移る。グループ学習室、無線不通。有線不安定、てか不通。奥の書庫の机の有線不通。
 とネット環境は最悪だ。
実際、11mbpsの回線で一時間かけて開発キットをDLしてたところ、終了4分前で回線切れ!ついてない、ってかこの開発は天帝が望んでいないのだろうか。。


 特に憤りを感じたのは、グループ学習室の所が、無線が全然だめな癖に、4~6人がけのテーブルのところにLanのoutletが一つしかないということ! 設計ミスとしかいいようがない、非哉?


 慶應も、「お客様満足度第一主義」(Customer First!)を標榜したらいいとおもう。実現したらすごい、他の大学ではだれもやってない先駆的な「心がけ」である。S-Circleのmeetingでも学事やら事務方には文句がある人がいたし、学生がおとなしすぎるのもだめだ。
 我々が動けば変わるのでは??ってか高い学費払ってるし、常に査察を遣わさねば!!


 と、とぼとぼと院生室にもどる。。。。