wanted

もとむ!

  • このブログに、数理科学生の活動を投稿してくれる修士か博士の方!(現在執筆者8人)
  • 研究室のセミナーや自主ゼミの予定等をupdateしてくれる協力者!
  • 数理科研究室のセミナーや学生の自主ゼミの情報が流れるメーリングリストを作っています。加入等の詳細はココ
  • いづれも keio_math*at*hotmail.com 迄!

calender

2010年11月22日月曜日

名簿指名アプリ

名簿指名アプリを動画で少し紹介したいと思います。
このアプリは以前紹介したように、名簿(csv形式のファイル)を読み込み、全員をランダムに指名するものです。全員を指名できるまで次の周回には移行しないようになっているので、ずっと休んでいる人がいると2週目、3週目とまわっていきません(汗
指名したという情報はcore dataという保存方法を用いてます。このcore dataに長いこと苦しめられてきたのですが、今後も•••



添字



別の件だが、(もとの線形代数アプリでも関連しそうなので記録)、添字の表示を作ってみた。

数学で必須で、Tex等ですいすい打てるものも、いちいち別のUIViewを作成して表示するしかないのだろうか。。
ちなみに各文字がdragの操作を受け付けるような文字列表示を作ろうとしてます。

然し、文字とその添字super/subscriptが別となると、ひとまとまりでanimationやらを指定するのは面倒。”ひとまとまり”にするのにも、いちいちtagで呼び出して、かき集めなければならないのだろうか。。

11/20の空

2010年11月13日土曜日

次の問題にいけた!


昨日次の問題に行けるようになった。

ただ、作成したいコンテンツの内容を少し整理しなければならなそうだ。
今は、一冊の本の問題をすべて収録した(と想定している)csvファイルから問題を読み込んでいるので、章節小節によって問題を検索するコードが必要になる。が、例えば毎週のレポート程度であれば、こんな検索コードも要らないし、一冊の問題以外の部分も盛り込むならば、csvファイル自体が章毎に分けられると考えてもよいからだ。

今調べてtagを用いたuiviewの参照の仕方が分かったから、行列の転置を実装してから上の整理をしてみようか;
http://stackoverflow.com/questions/2460917/how-to-get
-access-subview-of-uiview

九日の日没


それと、木曜日に完全に名簿アプリが完成して(繰り返しになりますが、最後の最後までT田君がやってくれて、)先生の実機にも転送した。

 名簿ファイルの転送の仕方が分からないということで悩んでいたのだが、先生の方で、最近itunesからアプリのファイルを転送できる、という話を聴いて調べてみたらすぐできた。。
 
 もっとも実機で動かすには、simulatorとは違うことがちょこちょこ有るみたいで、調整で1.5時間くらいはかかったのかな。

 講義の役に立つてもらうことを願うばかりです!


補足;itunesとの同期によるファイル転送は
http://d.hatena.ne.jp/paraches/20101009
info-plistの表中で勝手に他の項目をコピペして名をUIFileSharingEnabledと書き換えるだけでよい。こうして転送したファイルはiphoneの中のDocumentsに格納されるらしい。実際のファイルへのパスの取得は上のリンクにも書いてあるが
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20100902/1283442536
で見つけた、
[NSHomeDirectory() stringByAppendingPathComponent:@"Documents/ファイル名"]
が簡潔!

2010年11月7日日曜日

Haste not Rest not..


いろいろと、その場しのぎのアルゴリズムを書いていたため、思ったようにデモできないことがわかって、やはり前回と同じようにコードの整形・整理を図ったが、思ったようにはかどらない。

函数内の変数(引数?)は、readonlyで例えばint型として++等の演算は受付けないのかな??

転置操作はanimatedにしようと思う。
[UIView beginAnimations:nil context:nil]
以下 {} で同時に行いたい複数のアニメーションを囲めばよいらしい:http://i.studio23c.com/?p=316。

UIButtonへの動作割当がまだうまくゆかない:http://ameblo.jp/xcc/entry-10422381835.html。

   今日の空模様

2010年11月5日金曜日

まだ「次の問題」にいけない



今日はあまり進まず、コードを整形するので終わってしまった。

メインのview controllerのviewDidLoadにぐちゃぐちゃと書いていたデータの読み込みと受け渡しは独立な函数を用意して、それを’外部’実行させる等々ですっきりした記述になった。
行列の描画viewに渡すデータはarrayをわざわざ再結合させたNSStringだったが、これも単純にNSArrayを渡すように改めた。
前回の最後に予想した通りの記述で次の問題に行けて、新しい行列も表示できたのだが、表示した途端に固まってしまう。buttonの所が描画されていないので、その辺に問題があるのだろうか??

 ちなみに、昨日名簿アプリが、真に全き形になった。ひとえにT田君の力によるのだが。。坂内先生の実機で試験の結果、やはり名簿ファイルをどう転送しいづこに格納するかを考えねばならないようだ。

2010年11月3日水曜日

転置がまだできない



IBを使わずにインスタンスを作ることを、「動的につくる」というらしい。UIButtonの分かりやすいつくりかたが

http://d.hatena.ne.jp/mohayonao/20100719/1279524706

に出ていて、大層助かった。おまけに、自前の函数の書き方や、tagの使い方も分かって、一石二鳥。

 今までは、行列の成分は直接NSStringで書いていたが、後の行列の変形操作の為に、UILabelで書き直した。アニメーションの実装は前に少しやっておいた分があるから、はやく済みそうである。特に転置を可能にしておけば、当初想定していたような、行も列も選択できるようにはくまなくてよいからラクだ。

 まだ「次の問題に行く」のはできていないが、drawRectをもう一回やってもらうだけではだめだったからうまくいかなかったことがわかった。当然書く内容を渡してあげねばならない。すべてviewDidLoadに詰め込んでいたから、独立させようと思う。

 転置は最後まで粘ったが、未完。これもある部分を分離して記述しなければならないだろう。


吾が院生室より、西の方を望む;遠くの建物は来往舎。

2010年11月1日月曜日

subviewのdrawRectの更新の仕方


行列表示はできた。
subviewのframeなる所のCGRectの座標が、親viewと同じと思っていたために、描画位置が大幅にずれていただけであった。

CSVに書いてある行列に従って、勝手にサイズを認識して表示できる。

のだが、ssubviewのreloadの仕方が分からず、次の問題に’行けない’。
setNeedsDisplay等のコマンドのようだが、親のviewControllerのsubviewsの最後に追加されたものとして引用してもうまくいかなかった。

 かわって、表示行列を転置する為のボタン等も次回へおあづけ。
深夜の院生室。。

2010年10月30日土曜日

CSVから行列を表示

http://hmdt.jp/cocoaProg/Foundation/NSString/NSString.html

http://www.head-t.com/2009/01/2009-01-07-01.html

http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/articles/objc/05/objc05b.html

http://otake3.com/2009-08-16-1.html

http://blog.livedoor.jp/second_flush/archives/51140166.html

http://cocoadays.blogspot.com/2010/07/nsarray-indexofobjectidenticalto.html

http://iphone-tora.sakura.ne.jp/nsarray.html

http://goer.geo.jp/archives/51

http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/articles/objc/04/objc04c.html

http://sarudeki.maiway.jp/forum/topic/103


あとちょっとなんだが、、、

2010年10月28日木曜日

行列表示


行列の表示はできた。fontに色をつけていなかっただけであった;[self.color set]

問題演習のデータをどのように作成すればよいだろうか?
ひとまづ、CSVにしたとして、問題番号から、問題文や数値、行列等を読み込むことにした。

2010年10月26日火曜日

iPadあぷり

行列表示再訪

 UIWindowにsubviewを追加しても、最後に追加したものしかどうやら表示されないようで、WindowにUIViewControllerをいれ、その中に複数のviewをのせることにした。

 こうしてUILabelを複数並べることにより行列はできた。

 外部に任意の形の行列を表示させる(複数のUILabelを束ねた)クラスファイルを作成したが、これがまだうまくゆかない。

 テキストのカラーはどうやって指定するのかな。

 参考URL

2010年8月25日水曜日

ICMの中一日(8/23)はoffです。



この日は朝からHyderabadの名所を巡りました;

Golconda fort --> Char Minar --> Biral Mandir --> Hussain Sagar















<--これは院生室の内輪ネタ!

 
さて、Hyderabadの市内を一望して下っていると・・・おっとこの人はだれでしょう??

この少し前に現会長であるL. Lovaszにもであったのだが、撮影のことが頭にのぼらなかった。。(ちなみに同教授は本日体調不良で、Cedric Villaniの特別講演のchairはE.Ghysが務めました!)

char minarは外から見学して、バザールを歩いた:

Birla Mandirはヒンズー寺院で、市の中心の丘に建つ大理石の建築物である。跣(はだし)で登ず。カメラが禁止されていたので写真はなし。



Hussain Sagar(フサイン湖)では、北京首都師範大学の学生二人及び上海の同済大学からやってきた先生に出会いました;

2010年8月21日土曜日

ICMなう

ハイデラバードからこんにちは.

日本数学会を手伝わなかった男がICMに参加しています. なぜでしょう?ていっ!

個人的に面白いと思って動画撮りました. 普通に見えるかも知れないけど, 送迎バスがなかなか来なくて, 大勢の数学者が走り回るという場面も. 屋根で良いから早く乗せろと騒ぐ人まで・・・まさにカオス!



2010年8月14日土曜日

ICMまで



ブログ投稿自体ご無沙汰で、中でもICMのラベルのエントリーは1つだけなので、彼等は威勢はよかったがとうに諦めたのだろうっ、と思われるかもしれない―――

ところが、そうではない!おくればせながらも、二人の数理学生がハイデラバード潜入の手続きを済ましたのである!

航空券の予約といい、ビザの支給といういい、ほぼ8月から始めて、一度は参加が危ぶまれた(?)が、どうやら大丈夫そうです。。

さて、簡単に手続きをふりかえってみると。七月末よりネット上で、安い航空券を探すのだが、もう余り残っていない。。
なんとかタイ航空で比較的安価なものを見つけ出したのだが、筆者に関していえば、偶々クレジットの限度額(たった15万円だった・・・)を超過して購入できず、更に搭乗者とは異なる他人のクレジットでは、色々と面倒なことが判明し、結局旅行代理店にいってしまった(HIS)。


8/18;9/10でHyderabad往復航空券+一番安い保険で13万弱であった。

さて、印度の渡航にはvisaが必須であるが、代理店申請などえは1万円近くかかるので、自分で申請することにした。申請料は査証の種類に依らず2000円程。申請は茗荷谷に在るインドビザ申請代行センターである。
インドビザ申請代行センター
本来ならば、conference visaを申請すべきであるが、必要なinvitation letterが一週間以上必要なことや、学校からの推薦状があっさり断られ、又先生方でも観光ビザで入ってしまう人が多いと聞いたので、観光にした。

のだが、、ICM会場でのregistrationでは初日にpassportの提示が必要だし、ICM後に行くsatellite conferenceでも以下のようなformの記入を要求され、やや心配な出発前ではある・・・

ま、危険分子ではないはずだし、その辺おおらかにいってほしいが、、、


2010年7月25日日曜日

ウロヅワフ

SKM@ポーランドです。

ウロヅワフ大学に来ています。



この大学はかの有名なシュタインハウスがいた?らしいくシュタインハウスルームなんてのがあります。

単なる大きなセミナー室ですが。



また図書館はウルバニック図書館となっています。

ウルバニックとは確率および関数解析で業績の多い人でどうもシュタインハウスの弟子だった模様。

自分の研究の源流にいる人でもあるので感慨深いです。



日本で人の名前を冠して数学の施設が作られることはあまりないような気がします。

物理では湯川記念館(京都大学基礎物理研)なんてのがあったけ?


宿舎はというと大学の部屋を改造したところにすんでおります。

部屋が二つあってさらに別にシャワー室があり、どう考えても東京の家より良い家です。




ただ・・・





エアコンがない。




今年は異常気象で30度をかなり超えることがあり(35度を超えている時もあったようです)
死ぬかと思いました。

最近は雨が降って25度くらいに回復しました。

ただもっとも日本はもっと暑いことでしょう。

2010年7月4日日曜日

名簿アプリがようやく完成しました。

プロトタイプですが、完成しました。ipod touch や iphone の実機でのテストはできていませんが、シュミレーターではばっちり動きます。




 



これは名簿を選択する画面です。一応、現段階では5つの名簿まで対応できます。ファイル名が表示され、それを選択することになっていています。使用者の意見を聞いて、より使いやすい形にする予定です。















これは、名簿を選択した後の指名画面です。現状では、必要最低限なものしかありません。見た目を改善したいところ・・・。
名簿アプリはB内先生用に手を加えていきますが、ここで一旦休止します。これからは、本来の目的であった教育支援アプリ開発に着手します。

2010年6月22日火曜日

名簿アプリ開発もクライマックス!?

今日は6月20日(日)の定期活動結果について報告しようと思います。
課題の一つであったcsv形式のファイルの取り込みができるようになりました。





 
csv形式のファイルはエクセルで簡単に作れます。保存する際の拡張子をcsvと選択すれば作れます。


 










← csv形式のファイルを開くとこんな感じ








ソースコードの一部です。名簿一つ分に対してのアプリならば、ほぼ完成です。変数の定義に中国語使ってます。Cooooooooooooool!







今新しく発生した課題としては、
1:複数の名簿に対応させる。
2:single view から multi viewに
があります。今後もたくさんの課題が新しく見つかりそうです...



ドイツ人数学者。


KMSAドイツ特派員(?)から、Bonn大学の数学科についてレポートします。

Bonn大学の数学科は右のような建物で建物はメインのものだけで東大の数学棟ぐらいあります。さらに3階建の別館も隣にあります。下のHPにBonn大学がらみの研究科について述べてあります。
http://www.mathematics.uni-bonn.de/
どうやら他にもたくさん研究科があるらしいのですが、大きすぎて僕にはとても把握しきれません。ただ、代数と幾何が強い大学らしいです。

ドイツでは博士号を持っているととても尊敬されると聞いています。英語で他人を紹介するときは敬称(Mr.とかMrs.とか)をつけるので、博士号を持っている人を紹介するときは必ず「Dr.名前」という風になります。日本では博士というとMadなイメージが強い気がしますが、ドイツではそんなことは全くなく、逆に誇り高い地位を表しているような印象を受けます。当然Prof.はもっとすごいです。

ドイツの博士課程の学生やPDを見ていても、日本と違って変人は見当たりません。聞いた話によると、ドイツでは大学も含めて全て学費が無料なため、選抜が厳しく、高校の途中で大学に進めるかどうかが決まり、成績の悪い人は職業学校に回されるそうです。つまり、大学に来ている時点でエリートであり、博士課程の学生ともなればすごく特別な人だそうです。だからか、ドイツの学生は皆人間性もよくできています。親切なのはもちろん、とても爽やかで、自分の悩みや疲れを他人に見せたりもしません。暗い話は絶対にしないです。逆に、愚痴をこぼしたりすると励ましてもらえるらしいです。もちろんProf.も爽やかな紳士です。

ドイツの博士に進む人は人間性が優れているので、会社にも優先的にとってもらえるそうです。この前一緒に食事した先生(非常勤?)は、会社に勤めているらしいのですが、社員は全員博士号を持っているらしいです。だから一人の先生に博士の学生がたくさんついています。先生は忙しいのであまり面倒を見てもらえている感じはないですけどね。

それに比べて日本では博士が全く尊敬されなくて残念です。どうして日本で数学者というと変人ってイメージが強いんでしょうかね?マスコミが面白がって変人ばかりを取り上げるのが問題なのかもしれませんが・・・。一部の日本人数学者には、変人ぶるのではなく、もっとProf.やDr.という称号に誇りを持って行動してもらいたいものですね。

ドイツからのレポートでした。

お疲れ様

ソフトボールお疲れ様。

とりあえず17-2で勝利。


さて数理棟が引っ越しらしい。


荷物はどうも各自運ぶような感じらしいです。
正式な通達はもう少し後のようですが、
どうしても運んでほしいものがあれば柴田先生と相談みたいです。

8月頭くらいの予定らしいです。

2010年6月21日月曜日

雑記


去る金曜日、N村君とS木君と三人になった21時頃、ふとDC1の話やら、受験勉強の話やら、内定先の話やら・・・となった。

そうして、慶應数理は特色がない!?早稲田に如(し)かない!という話になった、  というかそういう人が居た。

まあ、確かに、怪奇現象潰しの大槻教授みたいなのはいないし、プレイボーイにフェルマー予想解決に関して寄稿した足立教授みたいのも見当たらない。学生の活溌度も、比にならない程だし。(実際 ↓ のリンクのノリはウチでは到底みられない!)高田馬場の方が都会でいい、等々。

http://taiken-waseda.jp/gakumon/zemi_taniyama.html


セミナー室少ないなぁ。11棟は遠すぎだろ。パソコンしょぼいナァ。ネット使えるようにするのも一苦労。

学費の内訳不明だなぁ。ロッカーとぼろパソコンだけ?修士でも書庫の入室には制限きついし。四年以下は机もない。コーヒー・紅茶くらいcommodityとして支給されてもいいんぢゃないか。

ーーーーーこれは常日頃聞く学生一同の不満を書き並べたもの

嗚呼、数理科学科。。。慶應の中でも理工は微妙で、理工の中でも更に目立たず。
「数理科学」という言葉を最初に使った!?そんなのカンケーネェェ!

・・・youtube の keiouniversity channel の理工学研究室紹介に数理の研究室は一つもない・・・

2010年6月19日土曜日

高性能MacBookPro















去る5月19日に行ったプレゼンの結果、B内先生が高性能Macを予算で申請してくださったMacをお借りすることができました。しかも、優先度高めで申請してくださったみたいです!ありがとうございます!

これで益々このプロジェクトを1年で終わらせるわけにはいかなくなりました。できたアプリを引っさげて秋学期に情報系の授業に宣伝に行こうと画策してます。






どれくらい高性能かと言うと・・・CPUも高性能ですがメモリが8GBとは。
グラフィックボードももちろん凄いです!

しかも画面は17inch!!ソースコードの読み書きがし易すくなりました。








新しいMacを見て、購入しようか悩むS久間博士の図。TeXが使えるかが一番の懸案事項らしいです。










なお、今週の水曜日は環境設定の移行やネットワーク設定で時間を浪費してしまいました。明日の定期開発でなんとか完成させます!乞うご期待!
名簿アプリのCSV形式のファイル読み込みは”アプリ開発の巻伍”の追記にあるリンク先のサンプルコードを利用する予定です。

2010年6月14日月曜日

Riemann ZEta

今日でやっと、大体三章まで終わった。大分遅いペースで、個人的にはもっと急きたい所だ。


たまには数学のことも書こう。
扠、Riemannの素数公式の導き方を真似れば、2と3の冪から成る数列の分布に関して
[res=200]{ \[ f(s)=\frac 1{\left(1-\frac 1{2^s}\right)\left(1-\frac 1{3^s}\right)}=\sum_{m,n\geq 0} \frac1{(2^m3^n)^s} \]  }
とした時、x以下の2m3n型の数の個数をA(x)とおけば(6/17追記)
[res=200]{ \[ A(x)^\ast =\frac 1{2\pi i}\int_{c-i\infty}^{c+i\infty} \frac{f(s)}s x^s ds \]  }
となるが、s=0の留数を計算すれば、容易に
[res=200]{ \[ A(x)\sim\frac12\frac{\log 2x\log 3x}{\log2\log3} \]  }
が得られる。その主要項はGaussが発見していたし、この公式もRamanujanのHardyへの最初の手紙に現れている。

ところで、2の冪と3の冪にかんしては、(3/2)^nの一様分布や、Waring problemのg(n)(G(n)だったっけ?)の予想値等、いろんな面白い問題があると思われるが、上の解析的公式の詳しい解析からは有用なことは導かれないのだろうか。或は従来でも上のようなDirichlet級数が用いられていたのだろうか??被積分函数はζよりは簡単そうにみえるが、Bernoulli数の母函数みたいなのが現れているからそう単純でもないのかな。。

以上のことは中途半端ながら、
のRiemann zeta.pdfのappendix Bに纏めてあります。Fibonacci zetaに関しても、Shimomura-Shiokawa-Elsnerの論文と関連して少し書く予定です。

リーマンのζ函数勉強会


ところで、Windows live の Sky Drive のupload方式がやっとdrag&dropになったようだ;

2010年6月12日土曜日

アプリ開発の巻伍

水曜と週末の一日は、定時として開発しています。

開発開始の二時頃、 チリリ~ン(風鈴)

action内のローカルな変数でなく、プログラム全体のglobalな変数の定義の仕方がわかり、俄然士気があがる。そうして四時間後
お!できた!

しかし、そのプログラムのデータ保存の内実は・・・
こまったら全部かけばいいんぢゃね!」
「高々百や二百おれの敵ぢゃねぇぇ!」 伝T田説


(6/13追記)
もう少し詳しいことは

2010年6月10日木曜日

初試合


最初にして最後の試合とならないよう、ガンバロウ。。


相手は、物情かどっかの本多敏研究室らしい。

さあぁて、グローブ九つ集めるかぁ。。

2010年6月4日金曜日

アプリ開発は火の車

予定では名簿管理アプリもそろそろ完成に近づいている頃合になってしまいましたが、まだまだ完成にはほど遠い状況です。現在残っている課題は・・・
1.Excelによる名簿ファイルからデータを抽出して読み込む機能
2.指名回数や成績などの情報の保存
3.使いやすさや見た目を精錬
etc...
今のところ、データも読み込めませんしアプリを終了すると起動時の情報が消えてしまうような簡易的なものしかできていません。これらを解決すべく、坂内先生からお借りした本にあるプログラムのサンプルコードで勉強なう!

次回につづく。。。

2010年5月30日日曜日

ビアパーティは流れました

数理科学科の建物が36棟から創想館に移転することを受けて、数年前まで数理棟で開催されていた夏のビアパーティを復活しようという動きがあったことは皆さんご存知かと思います。

残念なお知らせなのですが、その実現はほぼ不可能に近いです。実は数理棟での飲食のためには教員が主催者にならなければいけないという規則があります。そして、数理のボスであるM先生が強い反対意見をお持ちのため、先生方を巻き込んでの飲み会は開けない。従ってビアパーティの復活は見込めないという、悲しい事実が"証明"されてしまうわけです。

なお、「M先生の気持ちを変えさせるわけにはいかないのか」、「じゃあT山研はどうなるんだ」という声が聞こえてきそうですが、前者に関してはぼくよりS間さんの方がその決心の固さについてよ~くご存知ですので聞いてみてください。M先生に怒られた直後のS間さんと話しましたが、何だかものすごく意気消沈していました。また後者に関しては、すみませんがぼくにはよくわかりません。特例なのかもしれませんが、今度T山先生に直接聞いてみますのでご容赦ください。

ただ、良いニュースもあります。M田先生を中心に「さよなら数理棟パーティー」というのが企画されているらしく、ぼくらの企画と同じ理由でそれも数理棟では行われない可能性が高いですが、なにかしら大規模な飲み会はありそうです。M田先生の笑顔に期待しましょう!!

というわけで、招待されてからの初投稿でした。
しっかりと名前を伏せますが、NobuはO鳥羽のハンドルネームですので以後お見知りおきください。

2010年5月29日土曜日

ICM-緊急告知

修士二年生で2人ICMを覗こうという人(I上君とT田君)がいて、もっと広く大軍団でいけたらなと考えています。(勿論自腹なんですが・・・)


所で、参加するには、公式サイト
にて登録が必要で更に、登録完了の最終段階ではお金を払わなければなりません。(会議後公式ProceedingsのDVDが送られてくるそうです。)この登録料は期日により三種あり、早いほど安いのですが;

Registration Payment rates (All rates in Indian Rupees – INR):
登録日学生料金(ルピー)
Jan 1st to May 31Rs. 8,000
May 31 to July 15Rs. 9,000
Jul 15 to Aug 10th、 On site, Aug 18th to Aug 27th, 2010Rs. 11,000

いつのまにかEarly Bird Discountが延長されていて、上記の通り5/31迄になっていました。これだと8000ルピー(大体一万五六千円程度)で済みます。みなさんお早めに!


何か登録でお困りでしたら、お気軽に keio_math*at*hotmail.com 迄。お手伝い致しませう!

佐野セミナー


佐野氏主催のセミナーを見学してきました。
三方が床から天井までの白板に囲まれた部屋で、壁に孜々と数学を刻んでいく姿は「圧巻」です。カッコいい!26日時点で第一章の最後のセクション1.5 Finite Etale Algebraをやっていました。

場所時間の詳細はhttp://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/51.html

発表も丁寧に準備されていて、証明もきちんと検証し、その定理や定義の意味についても三人で詳しく時間をかけて討論する姿など、非常に良い雰囲気で、「学問!」という時間でした。

興味有る方の為に目次だけ載せときます。
  1. Galois Theory of Fields
  2. Fundamental Groups in Topology
  3. Riemann Surfaces
  4. Fundamental Groups of Algebraic Curves
  5. Fundamental Groups of Schemes
  6. Tannakian Fundamental Groups
より詳しい目次は
http://www.math-inst.hu/~szamuely/fgtoc.pdf



然し、このガロア群と基本群の類似などのAdvanced Topics(ぢゃないのかな?)も既に坂内先生の授業で触れられたことが有ると聴いた(多分)。本の数年でかくも講義の質(というか啓発性)にdivideが有らうとは焉!

アプリ開発の巻参

27日木曜日、坂内先生が二冊の開発の入門書・解説書を貸して下さいました;

こちらはその前日、T田君と名簿アプリの心臓部!となるべき、名簿ランダム抽出のアルゴリズムを考えていた所;

今週の活動の報告は明日
http://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/95.html
にupdateします・

2010年5月25日火曜日

プレゼンの巻

扠々(さてさて)、詳しくお伝えしていなかったアプリ開発。S木君と談じたり、M浦さんやN村君、K島君等々とアイディアを交換してはおった。とはいえ、それはのんべんだらりとしたものだったのだが、先々週の木曜日午前霹靂のごと、Macを貸していただいている坂内先生から連絡がはいった!

それは、最初は単に、ちゃんと開発 する / してん なら新しくパソコンを買って貸してやってもよいぞ、、というゆるそうな話だったんだが(僕は直接連絡を受けていないので正確にはしらない)

所が翌日翌々日僕或はT田君が別々に先生に接触すると、やっぱりそんな甘いものではなく、可なりきちんとした計画性と目的意識等々を要求していらっしゃるようで、プレゼンをせよということになった。

ご存知か否か、数理科は36棟より晴れて(?)転出することとなり、創想館の一樓を新たな巣穴と定めて蟠居することに相成った。。
この所為(せい)で、いつもなら安々と(?)出る予算も出ずらく、ということもある!?らしい。

「僕を納得させてほしい!」
「学振の書類みたいに、現状目標、展望云々云々」


やばい!今までは正直のんびりやっていた!修士論文との兼ね合いといった現実的な問題を考慮していなかった!
そんな急展開で金曜夜に映画を見る約束も延期し、急遽作戦会議やプレゼン製作を始めた。。


当初は明日にでも!という逼迫した案件だったのだが、のびにのびて翌週の水曜成った。午後2:45、36-120でプレゼン。開口一番
「ベンチャー企業立ち上げの為に、銀行の投資課の人にプレゼンするような心構えで」(正確ではないが)と。

ま、だめもとだし、ちょっと寝不足で呆けていたのでそれほどプレッシャーとは受け止めず。思いっきりアイディアをぶつけてみた。

くだけてものをおもふころかな、と思いつつ。意外に好印象であったようだ。ま、先生としてもこう意気のある人の出現を望んでいたようで、プレゼンがショボくとも多少斟酌してくれたのだろう。
三四十分程質疑応答しつつ、和やかに終了し、最後には無理を言ってもう一台Macを借りて、再び開発の情熱に火を点けたのであった         (た??)

やっぱり、若者が何かやる時には気持ちよく後押ししてくれるのがよい。Weilもそうしたのではなかったっけ?確かSiegelに学位のテーマを与えられた時、彼は無理と思っていたそうだが、それでも表はWeilを励まし、結局Weilは本当にそれを解いてしまったのである!


ーーーーとこういうわけで、これからはキチンと此処に開発の過程を報告していきたいと思う。

ちなみに当日のプレゼンファイルは
http://cid-f34c5072b64b3b36.skydrive.live.com/browse.aspx/.Public/X-appli?uc=1
にuploadしています。ご覧あれ!
↓に計画の概要
http://www7.atwiki.jp/keio_math/pages/95.html

・・・到々我々は退くことのできない処まで来て了った!!